【SVシーズン12使用構築】ガチパワーツツミオーガ【最終2位】

こんにちは、マージュです。SV シーズン12で使用した構築紹介になります。

【使用構築】(ID : 770MDM、レンタルは12月まで残します)

 

【構築経緯】
 大会の配信でおにーやんさんが眼鏡ツツミを使っているのを見て、久しぶりに眼鏡ツツミを使ってみたいと思った(参考:CHANPIONS CHALLENGE vs サックー【ポケモンSV】 - YouTube)。使ってみると想像以上に昔より刺さりが良く感じた。

  • ブエナツツミが主流なので眼鏡が非考慮
  • チョッキ持ちがあまりいない(いてキラフロルやガチグマ、ツツミが弱点をつけるのでテラスタルを強要できる)
  • 炎オーガポン、ガチグマ、ウーラオスカイリューなどをワンパンできる

以上の点から眼鏡ツツミから組み始めた。ブエナツツミに見せたかったので、一番ブエナに見えそうなHDキョジオーンとHBカイリューをクッション枠として入れた。次にシーズン序盤からずっと使用感の良かったHDオボンガチグマと耐久炎オーガポンを対面駒として入れた。この二匹は最初の3匹で辛めなサーフゴーとハバタクカミにも強く出れる。最後の一枠はトリルパやコノヨ展開など少ないけどいるパーティーに強く出れ、キョジカイリューとも相性のよい鉢巻水ウーラオスを入れた。ぱっと見がS11のもんぶりゃんさんのパーティー(【s11 最終7位 /レート2199】塩ポンサイクル偽装 - もんぶりゃんって言うらしいよ)ぽいし、ツツミがブエナに見えるかな?と自分で思えたのでパーティーがこれで完成した

 

【構築コンセプト】
対面、サイクル、TODなど多様な動きで勝ちを狙う

単体でパワーの高いポケモンを押し付ける

 

【個体紹介】

テツノツツミ@拘り眼鏡
テラスタイプ:水
特性:クォークチャージ
性格 : 臆病
実数値(努力値) : 131-90-134-176(252)-81(4)-206(252)
技構成 : ハイドロポンプ/冷凍ビーム/フリーズドライ/クイックターン
S : ハバタクカミ・パオジアン・ミラーを意識し最速
C : 火力を伸ばすため振り切り
D : ステロ+ツツミのフリドラの乱数が18.7%(無振りより13%よくなる)。眼鏡ツツミミラーの乱数も6%ほどよくなる。

 パワー枠①。並びをブエナに見せようとしていたので、初手に置くと相手が困ってそうなことが多かった。相手にテラスを切らせる圧力がすさまじい(ガチグマ、カイリューランドロス、トドロクツキなど)。切られるテラスが鋼か水なので、こちらのガチグマと炎オーガポンの技の通りがよくなる。テラスタイプは水。耐久炎オーガポン、Hにがっつり振ってないハバタクカミ、サーフゴーなど有象無象をワンパンでき、格闘と鋼に耐性ができる。耐久の振り方によるがテラス切った水オーガポンをフリドラでワンパンできる氷テラスも一考。レギュBで使い続けていたのでドロポンを打つことに躊躇はなかった、最高の相棒ポケモン

 

ウーラオス(連撃の型)@拘り鉢巻
テラスタイプ:水
特性:不可視の拳
性格 : 陽気
実数値(努力値) : 175-182(252)-121(4)-×-80-163(252)
技構成 : 水流連打/インファイト/蜻蛉帰り/アクアジェット
S : ミラー・コノヨザルを意識し最速
A : 火力を伸ばすため振り切り
B : 余り(Aが低めなオーガポンのウッドホーン+電光石火の乱数が良くなるように) 

 パワー枠②。初手コノヨ展開、クレセガチグマのトリルパ、壁パなどに対するマジレス性能が高すぎた。終盤前に炎オーガポンの陽気が増え、上からウィップで倒されることが増えたのでS11ほど刺さりはよくなかったかも。ツツミの方が選出率は高かったが主流からずれたパーティーに対する勝率を高めてくれた。テラスタイプは水流連打が最強になる水。

 

ガチグマ(暁)@オボンの実
テラスタイプ:毒
特性:心眼
性格 : 控え目
実数値(努力値) : 207(148)-×-141(4)-187(116)-113(220)-75(20)
技構成 : ブラッドムーン/大地の力/真空波/欠伸
(参考記事:【SVシリーズ11】真・BIG6(起)【最高最終2191 最終10位】 - ポケットモンスターはメリープの夢を見るか?)
 最強の欠伸枠、欠伸からの引きに対して大ダメージリスクをつけれる神ポケモン。数的有利がこのポケモンの性能を輝かせるので意識した。D振りとB振りオボンは全く違うポケモンだったが、ハバタクカミやサーフゴーの攻撃を耐えて勝つことが多かったD振りにした、りーの調整が神。炎オーガポンとのタイプ相性がよくハバタクカミとサーフゴーの技の一貫を切れる(ムンフォのCダウンが絡むが)。
・初手ブエナ神 vs 炎オーガポン
 → 電磁波ケアでガチグマバック、欠伸での流しか殴り合い
・ブエナじゃない神 vs 炎オーガポン
 → HB木の実なら電磁波・眼鏡ならシャドボかジェムなのでガチグマバック
など。
眼鏡ツツミと合わせるなら月の光持ちも一考。自分は殴り合い、スイープ性能が上がる真空波持ちにした。テラスタイプはフェアリー、格闘、草を半減できる毒。

 

オーガポン(炎)@竈門の面
テラスタイプ:炎
特性:型破り → 面影宿し
性格 : 意地っ張り
実数値(努力値) : 185(236)-165(76)-119(116)-×-120(28)-137(52)
技構成 : 蔦棍棒/ウッドホーン/じゃれつく/電光石火
S : 準速サーフゴー抜き
↓ りーの調整のAを削ってSに回しました
(参考記事:【SVシリーズ11】真・BIG6(起)【最高最終2191 最終10位】 - ポケットモンスターはメリープの夢を見るか?)
 対面性能の鬼。ムンフォへの後投げなど最低限のサイクルは回せるポケモンなので耐久振り+ウッドホーン持ちにした。火力をもう少し上げたいと思うこともあったが耐久のおかげで拾えた場面も多かった。じゃれつくはカイリュー・トドロクツキへの打点として重宝し、後出しが読める場面は積極的に打った。上述したようにガチグマとの相性が良い。

 

Pokémon-Icon 149.png カイリューゴツゴツメット
テラスタイプ:フェアリー
特性:マルチスケイル
性格 : 図太い
実数値(努力値) : 197(244)-×-154(196)-121(4)-122(12)-107(52)
技構成 : エアスラッシュ/電磁波/アンコール/羽休め
S:麻痺したドラパルトを抜けるライン
(最終日前に何回かドラパルト入りと当たったため)
H-B : できる限り高く
C・D : 余り

 カイリュー枠。ツツミとウーラオスのクッション枠。水オーガポン入りにはほぼ投げていた。電磁波でのサポート、アンコールによる積みの拒否が強かった。電磁波エアスラによる上振れも強力。サーフゴー入りには基本投げないようにしていた。テラスタイプはスケイルショットを無効、悪ラオスの格闘・悪を半減できるフェアリー。

 

 キョジオーン@食べ残し
テラスタイプ:毒
特性:清めの塩
性格 : 慎重
実数値(努力値) : 207(252)-120-153(20)-×-154(236)-55
技構成 : 塩漬け/自己再生/守る/呪い
(参考記事:
【S11最終12位 夢追いキョジカミラオス】 -)

 選出段階での圧力の塊。見せキョジにするつもりはなかったので出せると思ったら投げた。カイリューと合わせたサイクル、キョジ自身が詰め筋になれるため使用感がとてもよかった。こちらはキョジを出さずに相手にサーフゴーを選出させて、ガチグマと炎オーガポンで返り討ちにできていると思うことが多かった。HB電磁波ハバタクカミに一番強いと思っているが、身代わり地面テラバ型が増えていたのは少し向かい風だった。カイリューと合わせて受けループに一度も負けなかった(HD振りなのでテラスを切れば再生と守るで眼鏡ツツミにも有利)。テラスタイプはフェアリー、格闘、草を半減できる毒。

 

【結果】
TN : スカーレット 最終2位
TN : バイオレット    最終59位

【感想】
 やっとSVで1桁取ることができて嬉しいです。8:58時点で8位でしたがどうせ抜かれるんだから後悔しないように潜ろうと思ってよかったです(潜らなかったら1桁漏れてました)。これからも上位を目指して頑張ろうと思います、まだやめられないこのゲーム、もっと強くなりたい。ここまでお読みいただきありがとうございました!

 

 

 

 

 

 

【SVシーズン9使用構築】パオカミお魚運ゲ【最終11・19位】

こんにちは、マージュです。SV シーズン9で使用した構築紹介になります。

【使用構築】(レンタルは9月まで残します)

【構築経緯】
 S8で使っていたディンルー+ヘイラッシャ+ブエナ最速カミ+襷パオジアンを煮詰めようかと思ったが、シーズン中盤に初手零度パオジアンが急増し、初手ディンルーからの展開、パオジアンに対して受けに行く行為は零度を2回以上打たせてしまうので弱いと感じた(2回避ければ楽に勝てるがそれで割り切れないほど初手零度が多かった)。
 初手パオジアンを含め有象無象に対応できる初手要因が大事だと考えた。パオジアンに対して文句を言わない要素を考えてみた。

①パオジアンより速く動く

②零度を打つ意味を感じなくさせる、打たせて一回にする

③襷や化けの皮、頑丈、隠密マントで行動保障を持たせる

 これらに当てはまるいいポケモンがいないかと考えていたが、シーズン中盤に初手Sブーストカミを投げる人が何人かいてなんで初手に投げるんだろうと不思議に思っていたが強い要素が自分の中で腑に落ちた。

①ほぼ全てのポケモンに対し上から動け技の打ち分けができる
 スカーフポケモンと比べ技が打ち分けできるため行動を柔軟にできるので初手から立ち回りやすい。殴り合い、電磁波でのS下げ・上振れ、挑発での阻害などやれることが広かった。

努力値を強く生かすことができる
 後発から出すSブーストカミはミラーを考えると最速以外ありえないと思っていたが、ミラー以外で素早さが活きることも少なく同速も多発し、努力値の振り方が弱いと感じることが多かった。初手ならばミラーが起きる可能性も低くSに努力値を割かなくて済む。その分をHBに耐久をよせ行動回数を増やすことが可能だと感じた(ブーストエナジーの能力上昇を無駄なく強く使える)。

③テラスタル強要性能が高い
 襷以外のウーラオスなどテラスタルをしなければ神に対して行動できないポケモンにテラスタルを切らせることができる。カミはこのテラスタルの強要が極めて高いので相手の行動が読みやすくなるのがいいと感じた。

④相手の考慮外からアドバンテージを取りやすい
 初手パオジアンや水ウーラオスに対して水テラスタルを切りながら、氷柱と水流を半減で抑えて初手の対面を制し数的有利をとる動きが強いと感じた。挑発と電磁波祟り目でドヒドイデなどの受けポケモンにテンポを取りやすいのも強い。

 以上から初手ブエナカミでアドバンテージを取りながら展開していく構築を目指した。2手目からの盤面の整理や積みを拒否できるヘイラッシャ+スイーパー枠として高速移動襷イダイトウを採用。これを基本選出とした。
 次に相手のヘイラッシャ、ハッサム、キョジオーンなどのサイクルパ、受けループに対抗するためヘイラッシャと合わせてサイクルができるディンルー+カイリューを入れた。最後に攻め手に欠けていると感じたので、水ラオスジバコイル絡み、チオンドヒドに出せる電気テラス珠パオジアンを入れて構築が完成した。

【構築コンセプト】
対面、サイクル、TODなど多様な動きで勝ちを狙う

上振れ要素を押し付けて運勝ちを増やす(麻痺、怯み、欠伸)

【個体紹介】

Pokémon-Icon 987.pngハバタクカミ@ブーストエナジー
テラスタイプ:水
特性:古代活性
性格 : 図太い
実数値(努力値) : 159(228)-×-117(252)-156(4)-156(4)-158(20)
技構成 : ムーンフォース/祟り目/電磁波/挑発
S : 最速ランドロス抜き
H-B:できる限り高く
C・D:余り 

 初手要因兼地雷枠。テラスタルを切って水ラオスやパオジアンを倒し数的有利を取る枠。初手パオジアン対面はみんな氷柱落としでテラバも噛み砕くも飛んでこなかった(零度個体増加で氷柱落とししか打てなかった可能性高い)。ここまでHBに振ると色々な技を耐えてくれるので行動回数を増やせた、電磁波での麻痺の試行回数も増やせ疑似的に耐久も伸びていると感じた。Cに振らずともパオやウーラオスに対してのムンフォの火力は十分。挑発+電磁波祟り目で受けに強く出れ、最終日に多かったチオンドヒドやドヒドディンルーにテンポを取ることができた。ノーウェポンレッドカードドヒドが多かったので、ムンフォに合わせて後出しされレッカを発動されないように挑発と電磁波を合わせることを意識していた。シャドボがないラッキーに楽に勝てたりもした。最終日の相手の麻痺率が上振れ過ぎていたので刺されても文句を言えないレベル。テラスタイプは水流連打、氷柱落としを半減で抑えるための水。

 

Pokémon-Icon 977.pngヘイラッシャ@食べ残し
テラスタイプ:フェアリー
特性:天然
性格 : 腕白
実数値(努力値) : 257(252)-120-167(132)-×-101(124)-55
技構成 : ウェーブタックル/欠伸/守る/眠る
H-B-D(よくある調整のパクリ、ブエナ神にも抗うためDは欲しい) 

 浅く広く相手を見れるクッション枠。イダイトウに強いミミッキュ、悪ウーラオスに強い、欠伸で高速移動の起点作りをできるなどイダイトウと相性が良かった。数的有利を取ったときのヘイラッシャの欠伸の性能はピカイチだと感じた。眠るは壁パ、パンチグローブウーラオスなどを詰ませることができ、地割れより展開が見据えやすい。4シーズン連続で使ったがパオジアンには基本強くない、出てくるのが基本零度か電気・草テラスなので。テラスタイプは悪ラオスに強く出れる・龍技無効のフェアリー。

 

Pokémon-Icon 902.pngイダイトウ@気合の襷
テラスタイプ:霊
特性:適応力
性格 : 意地っ張り
実数値(努力値) : 195-180(252)-86(4)-×-95-130(252)
技構成 : お墓参り/ウェーブタックル/アクアジェット/高速移動
A : 火力意識で特化
S : 準速(高速移動で抜ける範囲が変わらないので最速ではなく準速)
B: 余り
 偉大な襷枠、パルデアウオノラゴン。非接触のお墓参りの火力、水ラオスなどを高速移動の起点にして一斉スイープなど強い要素が沢山あった。二体目から出してもお墓参りの火力が100あって十分なので、カミで数的有利を取れず先に2対3になってしまった場合は、イダイトウを先に出して2対2に戻してからヘイラッシャバック、盤面整理してからラストイダイトウで詰めるなどしていた。ウェーブタックルに関しては反動で襷が削れるのが痛い場面もあるので、高速移動とのシナジーがある滝登りやアクアブレイクでもいいかも。テラスタイプはお墓参りの火力が伸びるゴースト。

Pokémon-Icon 1003.pngディンルー@オボンの実
テラスタイプ:毒
特性:災いの器
性格 : 慎重
実数値(努力値) : 261(244)-131(4)-151(44)-×-129(140)-75(76)
技構成 : 地震/カタストロフィ/ステルスロック/挑発
(参考記事:【S7最終9位/レート2121】|モーガン)
 ステロ撒き兼地面枠。初手でカミと対面させたい水ラオスやパオジアンを誘う役割をしてくれていたかもしれない。ヘイラッシャと合わせてステロ欠伸でのサイクル戦をよくした。ツツミに対してテラスを切って相手をすることがよくあった。挑発はドヒドイデなどの低速受けポケモンに打つために採用。テラスタイプはフェアリー、格闘、草(霊獣ボルトロスゲッコウガの草結び)、虫(ハッサムの蜻蛉)を半減できる毒。

 

Pokémon-Icon 149.pngカイリュー@隠密マント
テラスタイプ:鋼
特性:マルチスケイル
性格 : 慎重
実数値(努力値) : 197(244)-155(4)-133(140)-×-145(92)-104(28)
技構成 : ドラゴンテール/アイアンヘッド/身代わり/羽休め
H-B : A無振り塩漬けで身代わりが割れる乱数が6.2%
H-D:イーユイ意識でできる限り高く
S:麻痺したツツミを抜けるライン
 カイリュー枠。キョジオーンやヘイラッシャサイクル、受けループに対抗するために採用。役割対象のパーティーとマッチングすることがよくあったが、肝心なところでドラテ外しまくって勝てなくて絶望していた。

 

Pokémon-Icon 1002.pngパオジアン@命の珠
テラスタイプ:電気
特性:災いの剣
性格 : 陽気
実数値(努力値) : 155-172(252)-101(4)-×-85-205(252)
技構成 : 氷柱落とし/聖なる剣/テラバースト/不意打ち
S : パオカミに同速を仕掛けられる最速
A :火力優先で振り切り
B : 余り(カイリューの+1ノマテラ神速に対する乱数が約6%よくなる)

 パオジアン枠。最終日付近にジバコイル、サンダーが増えていたため電気テラスの刺さりが良かった。実際に役立つ場面はなかったが火力up無しテラバ耐えの耐久振り水ラオスをワンパンできるので命の珠を持たせた。先制技についてはハッサムに対してのリーチが伸びるなど不意打ちのおかげで拾えた対戦が多かったので正解だった。剣の舞は打つタイミングが無かったのでミラーやジバコイルに打てる、詰めの段階で氷柱を押さなくていい場面を増やせる聖剣を採用した。零度パオジアンと違って水ラオスに安定打点を持てるので出しやすさが格段に違った。

 

【結果】
TN : とうじ 最終11位
TN : Jun         最終19位

【感想】
 今期の目標は零度パオジアンに文句を言わないでしたがこの構築にしてから零度を打たれることも減り、最終日に1回打たれて1発被弾しましたが勝てたのでなんとかなりました(そもそも零度が減っていそうでしたが)。こちらが運ゲを仕掛けたので僕がヘイトを買ってる()。1桁チャレまで間に合わなかったので上げるペースは反省です、学生が夏休みなの忘れててここまでレート上がると思っていなかった、、9月は最終日潜れないので新ルールでまた頑張ります。社会人での潜り方が少しずつ掴めてきたけど序盤から沢山潜ってないと間に合わないですね、上が1000戦以上してるしその時点で負けていた。沢山対戦するように心掛けます。ここまでお読みいただきありがとうございました。

 

【SVシーズン7使用構築】カバ神カイリュー【最終34位】

こんにちは、マージュです。SV シーズン7で使用した構築紹介になります。

【使用構築】

【構築経緯】

 ブーストエナジーの瞑想瞑想ハバタクカミの使用感がよかったが、ミラーのSラインが不毛に感じていた。相手のブエナカミを先に流せればこちちが有利展開になることが多かったので流し役として欠伸での起点作り、ステロで襷やカイリューマルスケを潰せるカバルドンを採用。ハバタクカミは基本的に後ろから投げるので初手から攻めるコマとしてカイリューを鉢巻ノーマルテラスで採用。ばやがS5で結果を残して増えるかと思ったがS6では大半が飛行テラス、S7でも当たるカイリューの大半が飛行テラスもしくは打ち分けできるノマテラで一周回って奇襲性能もあると感じた。この3匹を基本選出とした。
 初手パオジアンカイリュー対面でゴーストテラスを切らせずらくする役割、拘りロックで積みの起点にされても切り返せる、イルカマンなどの有象無象の物理ポケモンに強いヘイラッシャを採用。数的有利を取った後のTODでの勝ちや毒菱+イルカマン、身代わり龍舞カイリュー、身代わりウルガモスなどを返り討ちにできる眠るを採用。
 ドヒドイデ入りが終盤増えていると感じ、受けループやチオンジェンに対抗できるポイヒガッサを採用。
 最後の枠は妖の一貫を切れパオとカミの上から殴れるスカーフテツノドクガを採用した。

【個体紹介】

カバルドン@オボンの実
テラスタイプ:鋼
特性:砂起こし
性格 : 腕白
実数値(努力値) : 213(236)-132-165(92)-×-115(180)-67
技構成 : 地震/欠伸/怠ける/ステルスロック
H : 怠けるの回復量とカタストロフィ意識で奇数
B : パオの聖剣+氷柱落とし (
陽気 乱数0.78%、意地 乱数70.7%)
D : 神を見るためにできる限り高く
 調整はばやのやつがベース。初手カイリューvsパオジアン対面でテラス神速を打った後の引き先。相手が神に引いてくることが大半、後述するが確率的にもこちらに分があるので徹底してこの動きを一貫した。砂とステロを活かして倒す動きが久しぶりにできて楽しかった。相手のブエナ神を流す役割、カイリューマルスケ潰しなもやはりこのポケモンの強み。

 

Pokémon-Icon 149.pngカイリュー@拘り鉢巻
テラスタイプ:ノーマル
特性:マルチスケイル
性格 : 意地っ張り
実数値(努力値) : 191(196)-204(252)-115-×-120-108(60)
技構成 : 神速/地震/逆鱗/けたぐり
A:特化(火力を最大優先)
B4振りパオジアンに136~162(乱数25%)
(砂ダメ一回で落ちる乱数が62.5%、最低乱数引かなきゃ砂二回で落ちる)
H :できる限り高く(砂ダメがよく入るので16n-1)
   カイリューの意地飛行テラバ×2がマルスケ込みで乱数1.95%
S:無振りロトム抜き抜き

 パオジアンの上から殴れることを評価してノーマル鉢巻。カバと合わせることで強みを発揮できた。神やロトムのせいで技が全く一貫しなくなるので目の前を見ずに技選択をしなければならない時もあるのは弱いが、上から殴ることでパオとイーユイに対する運負けが減らせるのはやはり偉かった。初手パオ対面は1回ミミッキュ引きされた以外は神速が通ったので一点読みは大丈夫だった。

 

Pokémon-Icon 987.pngハバタクカミ@ブーストエナジー
テラスタイプ:水
特性:古代活性
性格 : 臆病
実数値(努力値) : 143(100)-×-97(172)-177(172)-155-179(60)
技構成 : ムーンフォース/シャドーボール/身代わり/瞑想
S : 110族抜き
H : 砂ダメが入ることが多くて気になったので16n-1
B: キョジオーンの塩漬け最高乱数以外耐え
 身代わり+砂ダメが入っている状態で無振りラッシャのウェブタ最高乱数以外耐え

 スイーパー。ミラーはSのラインが不毛なので最低限に留めBに厚めに振った。相手のブエナ神をカバで流し、欠伸からの積みもできるのでカバとの相性がよかった。厄災ルールではツツミを使わないと心に決めていたが命中安定はやはり正義だと感じた。

 

Pokémon-Icon 977.pngヘイラッシャ@食べ残し
テラスタイプ:妖
特性:天然
性格 : 腕白
実数値(努力値) : 257(252)-120-167(132)-×-101(124)-55
技構成 : ウェーブタックル/欠伸/守る/眠る
H-B-D(よくある調整のパクリ、カミやイーユイに抗うためDは欲しい) 

 アタッカーを上から殴れるように固めたのでパオジアンに対して後投げする行動はS6よりは少なかったが、このポケモンがパオジアン側に与える影響は大きかった(カイリュー対面で電気テラバ、鉢巻テラス砕くなど)。特に霊テラスを初手で切らせずくする役目は果たしてくれたと思っている。カバと欠伸ステロも形成できたのが強かった。眠るのおかげで毒菱+イルカマン、身代わり龍舞カイリュー、身代わりウルガモスなどを返り討ちにできた。数的有利をとってTODをよくしていた。

 

Pokémon-Icon 286.pngキノガッサ@どくどく玉
テラスタイプ:ノーマル
特性:ポイズンヒール
性格 : 腕白
実数値(努力値) : 161(204)-154(28)-143(236)-×-83(20)-93(20)
技構成 : 空元気/やどりぎのタネ/守る/身代わり
S : 無振りチオンジェン意識
H : ポイヒの回復量+TODの総量で有利になるため高く
B : 振り切る必要もないので11n

A :イーユイやドクガへのダメージ量意識で少し振った。Dの分も振ればよかったかも。

 選出択しか生まないポケモン。刺さる構築にはとことん刺さり、カイリューでダメージレースで有利に経ったあとに、相手のクッション枠(ヘイラッシャ、ドヒドイデ、ディンルーなど)に投げてまもみがしていると勝てる最悪なポケモン。守るのタイミングで択が生れるが、まもみがでチオンジェンのテラバも枯らせる。挑発ディンルーが多かったのでノーウェポンではなく空元気を採用。イーユイやドクガに大ダメージを与えられるのでいい技だった。

 

Pokémon-Icon 994.pngテツノドクガ@拘りスカーフ
テラスタイプ:妖
特性:クオークチャージ
性格 : 控え目
実数値(努力値) : 159(28)-×-93(100)-198(156)-131(4)-158(220)
技構成 : 炎の舞/オーバーヒート/ヘドロウェーブ/マジカルシャイン

  諸説枠。サーフゴーとパオに圧力をかけられる点でスカーフイーユイところころしながら使っていた。ドクガにした理由はムーンフォースの一貫を切りたかったから。もう少し練りたい枠だった、眼鏡とかチョッキでよかったかもしれない。

 

【結果】
TN:Ruby 最終34位

【Special Thanks】

・カバカイリューの使い方を教えてくれたばや

・ポイヒガッサ、神の色違いを貸してくれたきりまっち

・刺激をくれた同世代

【感想】
 地割れや零度や氷柱怯みなどが多すぎてS7はもうやりたくなかったが結局やってしまいました、、、次のルールから使えるポケモン増えて楽しいから7月もやってそうです、辞め時がない。2桁ばっかなのでそろそろ一桁取りたいな、最上位との差を痛感します。ここまでお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

 

 

【SVシーズン6使用構築】神牙ラッシャ【最終17位】

こんにちは、マージュです。SV シーズン6で使用した構築紹介になります。

【使用構築】

【構築経緯】
 残飯ヘイラッシャ+襷イダイナキバ+眼鏡ハバタクカミの使用感が良く@3を探すところからスタート。カイリューサーフゴーへ圧力がかかるパオジアンを採用、カイリューのノーマル・飛行テラスに両対応するために鋼テラスで採用。水タイプに打点がある、テツノツツミに強く出れる、やどりぎのタネの一貫を切れる点からオリーヴァを採用。最後はタイプ的にカイリューが最適だったのでカイリューを環境に刺さる型で使うことを意識。キノガッサ入りの対面構築、カバルドン入りの対面構築(ばやパ)、モロバレル+ヘイラッシャに強く出れるラム飛行テラバの型で採用。パーティーに妖の一貫があるのは鋼・毒・炎テラスで誤魔化すこととした。

【個体紹介】

Pokémon-Icon 1002.pngパオジアン@拘り鉢巻
テラスタイプ:鋼
特性:災いの剣
性格 : 意地っ張り
実数値(努力値) : 155-187(236)-110(76)-×-85-180(196)
技構成 : 嚙み砕く/氷柱落とし/氷の礫/テラバースト
S : 最速ドクガ抜き抜き(最速ドクガ抜きで止めているパオ・神を抜けてたらラッキー)
H-B : 鉢巻カイリューのノーマルテラス神速耐え、無振りディンルーの地震2耐え
A  : 余り(できる限り高く)

 鉢巻枠。鉢巻パオジアンは嚙み砕く、氷柱落とし、氷の礫があれば十分で、火力を上げたいならタイプ一致テラス、耐性をつけて不利対面を有利対面に変える もしくは 役割破壊を行えるフェアリー、電気、草、炎、鋼とパーティーに合わせて選択できる、本当に7色になれるポケモンだと感じた。自分は初手カイリューの鉢巻ノーマル神速と飛行テラバに両対応できるのが鋼テラスだと思い採用した。フェアリー(神やミミッキュ)や草(マスカーニャ)に耐性が持てて殴り合えるのが良かった。鋼テラバもキョジオーンやクレベースの役割破壊に繋がった。テラスタイプで出し負けや不利対面を逆転して引かなくてよくするのは極めて重要と感じた。

 

Pokémon-Icon 987.pngハバタクカミ@拘り眼鏡
テラスタイプ:妖
特性:古代活性
性格 : 臆病
実数値(努力値) : 131(4)-×-75-187(252)-155-205(252)
技構成 : ムーンフォース/シャドーボール/マジカルフレイム/サイコショック
S : パオ・髪に同速以上を仕掛けられる最速
C : 耐久振りが強いと思う場面がなかったので振り切り 

 特殊アタッカー枠。神速と逆鱗の一貫切り役。耐久振りの神ではS関係が不明瞭になりスイープする性能が低くなってしまう点が気になったので最速で採用。ラッシャとセットで投げるのが強かった。眼鏡ツツミを擦り続けた自分からすると、命中安定の高火力の偉さが身に染みた。最終日はラッシャの鋼テラスヘビボンやバレルの増加で投げる機会が低くなってしまった。

 

Pokémon-Icon 977.pngヘイラッシャ@食べ残し
テラスタイプ:毒
特性:天然
性格 : 腕白
実数値(努力値) : 257(252)-120-167(132)-×-101(124)-55
技構成 : ウェーブタックル/欠伸/守る/眠る
H-B-D(よくある調整のパクリ、髪にも抗うためDは欲しい) 

 対面操作ができるクッション枠。一番選出していた。拘りを強く生かすためにクッションは必須でパオジアンを意識しヘイラッシャを採用。テラスはムンフォ、毒が無効にできる毒にしたが鋼でもよかったかも。2000に載せるまでは地割れを採用していたが選出段階で打つ場面を想定しにくく試合展開が不明瞭でもやもやした感じだった。それより選出段階で毒菱対策、TODを想定できる眠るの方が使いやすかった。何故か知らんがゴーリ対策にもなってくれた。ただパオから草・電気テラバがよく飛んできて、メタられているのは否めなかった。初手パオにラッシャを合わせるのは重要と感じた、パオに一回受けに行く行為が弱いよりの動き。

 

Pokémon-Icon 930.pngオリーヴァ@突撃チョッキ
テラスタイプ:炎
特性:こぼれだね
性格 : 控え目
実数値(努力値) : 185(252)-×-110-160(4)-161(252)-59
技構成 : ギガドレイン/ハイパーボイス/大地の力/草結び
(参考記事:【SVS5最終23位レート2144】轟剣ウインディオリーヴァサイクル - さにーの構築置場)
 ゾンビポケモン。①ツツミに強い、②やどりぎの一貫を切れる(チオンジェンに強め)、③水タイプに抜群をつける(パオジアンを使う以上抜群がつけるポケモンが欲しい)、この要素を満たすポケモンを探していたときに見つけた神ポケ。ヘイラッシャとの相性もいい。テラスはイーユイとドクガ、神を意識して炎にした。大体の特殊ポケモンと殴り合えるが最終日に瞑想神が増えていたのが向かい風だった。投げる時はヘイラッシャとセットで投げていたが、これで対面選出を減らしてしまっていたのは反省点。草結びはカバ・ヘイラッシャ・ディンルー・キョジオーンなど重いやつに抜群をつけるので入れたが打つ機会がなかったので、ミラーコート、リフスト、マジシャ、テラバ辺りでよい。

 

Pokémon-Icon 984.pngイダイナキバ@気合の襷
テラスタイプ:鋼
特性:古代活性
性格 : 意地っ張り
実数値(努力値) : 191-240(199)-153(12)-×-73-139(252)
技構成 : ぶちかまし/インファイト/アイススピナー/高速スピン
S : 準速

H-B : マスカーニャのトリフラ+不意打ち大体耐え
A:余り(できるだけ高く)
 偉大な襷枠。技範囲が広く刺さっている構築も多かった。氷・妖を半減しようとすると地面・格闘が抜群で通ることが多く、パオジアンと神と攻めの補完が良かった。高速スピンという積み技が偉くラッシャの欠伸とシナジーのある積み技になってくれた。キラフロル展開にも刺さるのがgood。テラスは氷柱落としとムンフォに耐性がある鋼。ブーストエナジーでの採用も考えたが行動保障への安心感を優先した。この環境にいる電気が水ロトムなので電気の一貫を切る役目としては微妙。

 

Pokémon-Icon 149.pngカイリュー@ラムの実
テラスタイプ:飛行
特性:マルチスケイル
性格 : 意地っ張り
実数値(努力値) : 167(4)-204(252)-115-×-120-132(252)
技構成 : テラバースト/地震/アクアジェット/アンコール
A:特化(火力を最大優先)

S:準速(ミラーで最悪同速仕掛けられるように)
 カイリュー枠。タイプ相性や役割的ににアーマーガアやウインディも候補にあったが、これらのポケモンは何をするか分かりやすいのとイーユイに弱い。カイリューの最大の強みは型の豊富さなのでその性能を優先し、補完枠として最適な型を目指すことにした。ガッサ・カバ入りの対面構築や最終日によく当たったラッシャバレル入りの構築への勝利に貢献してくれ影のMVPだった。ミミッキュ、神、霊テラスを気にしなくていいアクアジェットを先制技にした。神速と比べリーチが伸びずツツミへの乱数が怪しくなるが、対戦相手は神速の方が警戒するらしく、アクジェ圏内に入っていなくてもツツミが霊テラスを切ったりや後ろに引かれるので神速との差は感じなかった。個人的にこのルールで地面(地震・地割れ)の一貫を切るのはディンルーの行動を縛る上で重要で、浮いてる枠のプールが狭い以上カイリューを環境に刺さっている補完で入れる組み方もありだと感じた。パオに対して突っ込むことができないのは飛行テラバの弱いところだった(ヘイラッシャに引いても草や電気テラバ、カタストロフィで削られる展開が多かったためヘイラッシャに引く動きは弱めだと感じた。)

【結果】
TN:マージュ 最終17位

 

【感想】
 2000に載せてから全く使ったことない型のポケモンを3匹採用し不安だったが、思ったより勝てたのはいい経験になった。2000に載せてから2日間潜らずにパーティーを考え続けたのも成長、ただ練度が練れなかったのが残念。

 

【SVシーズン4使用構築】カバツツミ2【最終54位】

初めまして、マージュと申します。SV シーズン4で使用した構築紹介になります。
構築を新しく練れずほぼシーズン3の使い回しなので簡潔に書きます。

【個体紹介】

Pokémon-Icon 991.pngテツノツツミ@拘り眼鏡
テラスタイプ:水
特性:クオークチャージ
性格 : 臆病
実数値(努力値) : 131-×-135(4)-176(252)-80-206(252)
技構成 : ハイドロポンプ/冷凍ビーム/フリーズドライ/クイックターン
 今期もほぼ全対戦で選出した。使い慣すぎてドロポンを押すことに躊躇がなくなってしまったのがいいのやら悪いのやら…。

カバルドン@食べ残し
テラスタイプ:草
特性:砂起こし
性格 : 慎重
実数値(努力値) : 215(252)-132-139(4)-×-136(252)-67
技構成 : 地震/欠伸/怠ける/ステルスロック
 HD特化にすることで眼鏡以外のハバタクカミに有利よりになる。ツツミと一緒に沢山出せて楽しかった。浅く広く対応できるいいクッションであった。

Pokémon-Icon 462.pngジバコイル@突撃チョッキ
テラスタイプ:フェアリー
特性:アナライズ
性格 : 穏やか
実数値(努力値) : 177(252)-×-135-151(4)-156(252)-80
技構成 : 10万ボルト/ラスターカノン/ボルトチェンジ/テラバースト
 強いポケモンではあるのだがこのルールで重要アイテムと考えたチョッキを他のポケモンに持たせられないのがネック。サイクル性能はあるのだがチョッキ持ちの中では対面性能はかなり低めよりな印象。

Pokémon-Icon 149.pngカイリューゴツゴツメット
テラスタイプ:ノーマル
特性:マルチスケイル
性格 : 腕白
実数値(努力値) : 191(196)-155(4)-159(236)-×-121(4)-109(68)
技構成 : 神速/地震/竜の舞/羽休め
(参考記事:SVシーズン3 イルカドクガ【最終24位】 - Melty)
 唯一の変更ポケモン。アーマーガアでセグレイブに受け出す行動が信頼出来なかったので、セグと殴り合えそうなポケモンを探していて上記の記事を参考にした。練度をもっとあげたいポケモンだった。

Pokémon-Icon 908.pngマスカーニャ@気合の襷
テラスタイプ:悪
特性:新緑
性格 : 意地っ張り
実数値(努力値) : 151-178(252)-91(4)-×-90-175(252)
技構成 : トリックフラワー/叩き落とす/不意打ち/けたぐり
 セグレイブ入りへの対面駒として採用したが、セグ+エナジードクガの構築が増えたためドクガに怯えて出せなくなってしまった。カイリューでセグレイブ入りの対面構築に対抗できたため、構築で重かったドラテや渦カイリューの対策枠を入れるべきだった。

Pokémon-Icon 1005.pngトドロクツキ@隠密マント
テラスタイプ:毒
特性:古代活性
性格 : 意地っ張り
実数値(努力値) : 205(196)-184(68)-118(214)-×-122(4)-143(28)
技構成 : 喰らいつく/挑発/竜の舞/羽休め
 今期は置物と化してしまった、ミミズズをいじめたくらいしか出番なかったかも。ドドゲザンやイダイナキバなど喰らいつくを押したときに不利になるポケモンがいると出すのを渋ってしまうのが良くなかった。喰らいつくは決まれば即勝ち、失敗すれば即負けに繋がる難しい技だった。

 

【結果】
TN:DragonEnergy 最終54位

【Special Thanks】
家に泊まらせてくれたみや君、リスペクトさん

【感想】
 記事を書いてて思ったが明らかに改善しなきゃいけない部分があったのに色々試してなかったからこのくらいの順位で止まってしまった感じですね。テラピースちゃんと集めて色々なポケモン試さなきゃ…。4月から社会人になりますが細々と続けていきたいです。ここまでお読みいただきありがとうございました。

 

【SVシーズン3使用構築】カバ月包【最終27位】

初めまして、マージュと申します。SV シーズン3で使用した構築紹介になります。

[使用構築]


【構築経緯】
 テツノツツミに眼鏡を持たせたときの火力が凄まじくて自分好みだったのでツツミを強く活かせそうな対面操作ができるサイクル構築を目指した。まず電気の一貫切りかつステロ巻き要因として幅広く相手をできるカバルドン、テツノツツミやハバタクカミに対してチョッキジバコイルをクッション枠として採用。次に地面の一貫切りやドドゲザン、セグレイブ意識でアーマーガアを採用。セグレイブ入りに対面選出できるコマが欲しいと思ったので襷マスカーニャを採用。ここまででキョジオーンや受けがきつかったのでカバの欠伸とも相性の良い積み技がある隠密マントトドロクツキを採用した。

 

【個体紹介】

Pokémon-Icon 991.pngテツノツツミ@拘り眼鏡
テラスタイプ:水
特性:クオークチャージ
性格 : 臆病
実数値(努力値) : 131-×-135(4)-176(252)-80-206(252)
技構成 : ハイドロポンプ/冷凍ビーム/フリーズドライ/クイックターン
調整意図
S : ハバタクカミとミラーを意識し最速
C:リーチを伸ばすためにブッパ
 構築の要、ほぼ全対戦で選出した。ハイドロポンプの火力の強化、格闘・鋼への耐性を持つためにテラスは水。セグレイブの特化巨剣+礫を確定耐えする調整も使ったがミリ耐えされることが何回かあったのでCにブッパした。初手でも後発で投げても強かったのでクッション枠と合わせてこのポケモンを通すことを意識した。ハイドロポンプは10回に8回は当たると思って撃たなきゃいけないところは日和らずに押すよう心掛けた。2連で当てる確率は64%と考えると当たら無さそうに見えるが10回打てば8回当たる、むしろ沢山打った方がいいくらいのメンタルで潜っていた。

 

カバルドン@食べ残し
テラスタイプ:草
特性:砂起こし
性格 : 慎重
実数値(努力値) : 215(252)-132-139(4)-×-136(252)-67
技構成 : 地震/欠伸/怠ける/ステルスロック
調整意図
H-B-D : 物理と特殊を幅広く見るために総合耐久指数もいいHD特化
 クッション①・電気の一貫を切る地面枠。チョッキ電気が多かったのでツツミとの相性はよかった。ジバコイルウルガモスに後投げすることが多かったのでHD特化とした。眼鏡以外のハバタクカミ・テツノドクガに対しても強めなので、ブーストエナジーで素早さを挙げられても一発耐えて欠伸を入れられる。眼鏡でも妖テラムーンフォース、非テラオーバーヒートは耐える。Bに振っていなくても物理ドラゴン・パラドックス(ブジン・カイナ。イダイナキバは後出しが厳しい)は鉢巻でなければ見れるので浅く広い範囲を見れた。吹き飛ばしよりも怠けるのおかげで勝ってる対戦が沢山あった。キノガッサモロバレル・アラブルタケの胞子の無効化、イルカマン・水ロトムに怠けるを駆使してテンポを取るためにテラスタイプは草。セグレイブの氷柱針が5回当たると落ちてしまうのでオボン持ちにしようかと考えたが、欠伸を押しながら回復できるのと物理方面も特殊方面も体力管理がカツカツなので残飯で使用した。どちらでもいいと思う。ツツミとジバコがいるので飛行サーフゴーを気にせず選出できた。

 

Pokémon-Icon 462.pngジバコイル@突撃チョッキ
テラスタイプ:フェアリー
特性:アナライズ
性格 : 穏やか
実数値(努力値) : 177(252)-×-135-151(4)-156(252)-80
技構成 : 10万ボルト/ラスターカノン/ボルトチェンジ/テラバースト
調整意図
H-D : 特殊に対しての後出し回数を増やすために特化
 クッション②。ボルチェンからの対面操作や地面に対してはツツミが強いので相性が良かった。テツノツツミ・ハバタクカミ・サーフゴーなどを相手してもらうためにHD特化。トドロクツキ・テツノブジン・イダイナキバ・テツノカイナなどの竜・格闘への打点となるフェアリーとした。環境にいたジバコイルのテラスは水が多かったせいか、フェアリーテラバはよく通ったように感じる。

 

アーマーガア@ゴツゴツメット
テラスタイプ:格闘
特性:ミラーアーマー
性格 : 腕白
実数値(努力値) : 205(252)-107-172(252)-×-106(4)-87
技構成 : ボディプレス/蜻蛉返り/羽休め/挑発
調整意図
H-B : 物理に対しての後出し回数を増やすために特化
 クッション③・地面の一貫を切る枠。ドドゲザンを相手にするためにテラスタイプは格闘。ツツミとアーマーガアは電気が一貫するためセグレイブに対してのクッション枠として信用しきれなかった。挑発はアイアンヘッドや鉄壁などと入れ替えながら使っていた。
 

Pokémon-Icon 908.pngマスカーニャ@気合の襷
テラスタイプ:悪
特性:新緑
性格 : 意地っ張り
実数値(努力値) : 151-178(252)-91(4)-×-90-175(252)
技構成 : トリックフラワー/叩き落とす/不意打ち/けたぐり
調整意図
A : 火力意識で特化
S:準速
 対面駒。構築がサイクルによっているので対面駒がいると選出に幅が生まれてよかった。叩き+不意打ちのリーチを伸ばすためにテラスタイプは悪。セグレイブに対してテラスを切ることが多かった。けたぐりはドドゲザン・トドロクツキ・ジバコイルへの打点として採用。使い慣れていて採用しただけので変更してもいい枠ではある。

 

Pokémon-Icon 1005.pngトドロクツキ@隠密マント
テラスタイプ:毒
特性:古代活性
性格 : 意地っ張り
実数値(努力値) : 205(196)-184(68)-118(214)-×-122(4)-143(28)
技構成 : 喰らいつく/挑発/竜の舞/羽休め
調整意図(みや君からの貰い物です)
S:+1で最速ドラパ抜き
A:+1喰らいつくでB4振りテツノドクガが乱数93.7%
 受け・キョジオーン対策、ドクガの炎技の一貫を切るためのドラゴン枠。格闘・フェアリーへの耐性確保と毒々を無効にするためにテラスタイプは毒とした。ドヒドイデをボコボコにしてる時が一番楽しかった。挑発持ちのマスカーニャが少なくなっていたと感じたので初手毒びしマスカーニャに喰らいついて起点にしていたりした。起点にできるポケモンの理解が足りていなかったのでもっと練度を上げたいポケモンだった。メガボーマンダでは決してなかったが使ってて楽しいポケモンだった。

【レンタル】
ID:0RC93M (3月中は残します)

【結果】
TN:はんぜう 最終27位

TN:マージュ 最終242位

【感想】
 久しぶりにサイクルパ使って楽しかったです。自分にしては珍しく採用率TOP6のポケモンを何も使っていませんでしたが構築の見た目も好きな感じになって潜るのが楽しかった。8:30に2200載せたところでフィニッシュでした、上位の争いに交じりたかった、、、。このルールとても楽しいのでまた頑張りたいです。ここまでお読みいただきありがとうございました。

【SVシーズン2使用構築】電磁波ミミカイリュー【最終31位】

初めまして、マージュと申します。SV シーズン2で使用した構築紹介になります。このルールは一区切りつきますが記録に残したいと思います。

[使用構築]

[構築経緯]

 厚底ブーツカイリューが相手のステルスロックを撒く1ターンを無駄にしながら、こちらのマルチスケイルを温存できることに魅力を感じた。(参考:SV シングルシーズン1 最終8位|onejap|note)
 鉢巻特化飛行テラバーストの火力や技の通りの良さに魅力を感じて、天然持ちには火力を再現できないが、テラバ/地震/羽/竜舞の型で使うことにした。一舞で準速ドラパルトまで抜けることやミラーを意識して意地AS型とした。(参考:【SV】シーズン1 使用構築 鉢巻飛行テラバカイリュースタン【最終33位】 - 藻屑の泡)
 カイリューは二、三枚目から出すことを想定していたためカイリューを強く使える動きとして「麻痺」を考えた。麻痺はカイリューの遅めな素早さをカバーしながら物理と特殊を問わずにマルチスケイルを盾に積みにいける、また羽休めで麻痺待ちを狙えばマルチスケイルを温存しながら積める可能性が高いので状態異常の中では最も相性がいいと考えた。もともと電気玉コノヨザルを使っていたが、認知が進んだため隠密マントガブリアスや鉢巻霊・妖ドラパルトで初手に出落ちすることが増え使うのを断念。初手要員でステルスロックを撒く必要は必ずしもないのではないかと考え、出落ちせずに3対2の状況をつくれる可能性が高い、麻痺を撒けるポケモンとしてミミッキュを選択した。
 残りのポケモンはセグレイブ、ラウドボーン、ヘイラッシャ、イカサマ持ちのロトムブラッキー、キョジオーンなどに対抗できそうなポケモンを採用した。

【個体紹介】

Pokémon-Icon 778.png@命の珠
テラスタイプ:悪
特性:化けの皮
性格 : 意地っ張り
実数値(努力値) : 131(4)-156(252)-100-×-125-148(252)
技構成 : じゃれつく/シャドークロー/影打ち/電磁波
 初手要員。時々後発で投げるがストッパーというよりは初手で場を荒らしてもらう役割を持ってもらった。テラスタルカイリューに切りたいのでほとんど切らなかった。悪テラスタルは相手の悪波を半減、アシストパワーを無効にして拾えた対戦があったので意外と役に立った。技構成は、竜・悪に打つ「じゃれつく」、サーフゴーに打つ「シャドークロー」、早い襷持ちの処理もしくは裏のカイリューの圏内に入れるために死に際で打てる「影打ち」、カイリューの起点作りや確率引掛けができる「電磁波」とした。命中不安技がメイン技なので技外しによる負けが心臓に悪すぎる。パラドックスが参加する次のルールでも使えるかも?

 

Pokémon-Icon 149.png厚底ブーツ
テラスタイプ:飛行
特性:マルチスケイル
性格 : 意地っ張り
実数値(努力値) : 167(4)-204(252)-100-×-125-132(252)
技構成 : テラバースト/地震/竜の舞/羽休め
 構築のエース。耐久に振るよりも火力と一舞で抜ける範囲が広がることを意識した。技構成は、メイン技「テラバースト」、電気・鋼に打つ「地震」、積み技「竜の舞」、サイクル参加と麻痺待ちができる「羽休め」とした。麻痺が入ってるポケモンの前でマルチスケイルを盾に竜の舞、羽休めでHP満タンの状態で積む動きが強かった。時々全部動かれて羽休めが枯れる、これはしょうがない。テラスタルがないと浮いているポケモンに無力なので、選出した時に他のポケモンにテラスタルを切るのは勝ちが見込めた時以外はしないように気をつけた。素のテラバーストが物理技になってくれればと何度も思った。昔A特化捨て身メガボーマンダを使っていたので、少し似ているこのポケモンは懐かしさを感じ楽しかった。

 

Pokémon-Icon 1000.png@拘り眼鏡
テラスタイプ:鋼
特性:黄金の体
性格 : 控え目
実数値(努力値) : 171(68)-×-116(4)-190(156)-115(28)-136(252)
技構成 : ゴールドラッシュ/シャドーボール/自己再生/トリック
(参考:【ポケモンSV S1 最終20位&23位】 セグレイブカイリュー2軸 -頑丈キョジオーンを添えて- - ぽけぷる)
 天然やカバルドン絡みのサイクルを相手にする際に負荷を掛けたかったので眼鏡での採用。ゴールドラッシュの火力増強のため鋼テラスタルにした。準速カイリューなど上を取れててよかった場面が多かったので早い方がいいと思った。個人的に相手に負荷を掛けれる中速のポケモンはSを伸ばした方が好み。

 

Pokémon-Icon 635.png@突撃チョッキ
テラスタイプ:鋼
特性:浮遊
性格 : 臆病
実数値(努力値) : 167-×-111(4)-177(252)-110-165(252)
技構成 : 悪の波動/ラスターカノン/流星群/大文字
 サーフゴー、ロトムサザンドラ、ラウドボーンなどが絡むサイクルで相手に負荷を押しかけってもらった。技範囲の広さ、打ち分けが考慮されていなかったのか悪波やラスカを押した後に流星群や大文字が通ることが多かった。放射ではなく大文字にしたのはドドゲザンへのダメージ量を考えて採用したが気合玉でよかったかも。セグレイブに対する対抗枠であったが格闘テラバセグレイブに返り討ちにされたりした。

 

Pokémon-Icon 908.png@気合の襷
テラスタイプ:悪
特性:新緑
性格 : 意地っ張り
実数値(努力値) : 151-178(252)-91(4)-×-90-175(252)
技構成 : トリックフラワー/叩き落とす/不意打ち/挑発
 速い襷持ちが欲しかったので採用。挑発はカイリューからの起点回避、ブラッキーの回復の阻止、ギミック系の構築に対する対抗策になったのでいい技だった。ふんわりとした役割で採用してしまったので他に適しているポケモンがいたかも。

 

Pokémon-Icon 934.png@隠密マント
テラスタイプ:飛行
特性:清めの塩
性格 : 腕白
実数値(努力値) : 207(252)-121(4)-179(100)-×-127(134)-58(20)
技構成 : 塩漬け/ボディプレス/鉄壁/自己再生

 構築の改善枠。ドラパルトやゲンガーなどに強かったり相手の選出を歪ませる力が強いと思って入れたが、自分がこのポケモンの出しどころを正しくできていなかった。相手のキョジオーン入りに出すと相手の隠密マントサーフゴーのカモにされるという本末転倒なことになっていた。これを理解して相手のキョジオーンが出てくる線を薄めにする選出をするべきだった。キョジオーン対策を他のポケモンでするべきだったと深く反省している。ミミッキュをスカーフ型と誤認させる役割は担ってくれたとは思う。

【重いポケモン
型破り持ち:ミミカイリューが特性に依存しているので本当にきつかった。デカヌチャンはアタッカー型が増えていてきつかった。最後の数戦で神のいたずらとしか思えないオノノクスサーバーに入って蹂躙された。ゴツメであいがしらオノノクスとかスカーフオノノクスとか知らんねん、ロトポータルで検索かけた時のオノノクスヒット数1の絶望感やばかった。レートで初めてのトラウマポケモンになった。

[結果]

TN:まさお 最終31位(最高8時に3位、こっから3敗)

TN:かわかみ 最終111位

【感想】
 久しぶりの上位での最終日の対戦は楽しかったです。朝7時時点で2rom1桁だったのに1位目指してどっちとも爆発しました。初めて1位を目指せるチャンスが目の前にあったので夢を追ってしまった。上振れに乗じて調子に乗っていたのかも、最後らへん下手すぎたし実力不足。1位取れる人の凄さを再実感しました。この苦い経験をどこかのシーズンで晴らしたいです。ここまでお読みいただきありがとうございました。